身体の疲れを感じた時には休息をとることが必要ですが、休息が大きく分けて2通りあることをご存じでしょうか。休息のとり方によって、身体が回復することもあれば、逆に疲労が増してしまうことがあります。今回は、体調管理におすすめの2通りの休息スタイルについて、詳しくご紹介します。
休息というと、とにかくゆっくり過ごすことが基本だと捉えがちですが、休息には「消極的休息(パッシブレスト)」と「積極的休息(アクティブレスト)」の2通りがあります。必要に応じて休息のスタイルを選ぶことが疲労回復を助けます。
寝ても疲れが抜けない、身体が重い、痛みを感じるといった強めの疲労感がある場合は、「消極的休息」で身体を回復させることが第一です。逆に、なんとなくだるい、何をするのもめんどくさい、そんな時は「積極的休息」で外に出かけるのがおすすめ。少し身体を動かすことで血行もよくなり、翌日には疲労回復を実感できるのではないでしょうか。
また、午前中は「消極的休息」を、午後からは少し散歩をして「積極的休息」に切り替える、そんな方法も有効です。今の疲労感がどれぐらいなのかご自身で探りながら、休息のスタイルを選んでいただけたらと思います。
「消極的休息」で短歌や俳句を詠んでみる、日記を書いてみる、「積極的休息」で新しいダンスに挑戦する、カラオケに行くなど、ご自分の趣味と組み合わせてみると、より楽しめるはずです。ご自分に合った休息スタイルを見つけてはいかがでしょうか。
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